BASE副業

BASEのショップ運営に必要な物

BASEのショップ運営に必要な物

ネットショップを始めたいと思った時に、まず何が必要なのか?初めて立ち上げる時には中々パッと思いつかなかったりするかも知れませんね。

BASEでショップを5年以上運営してきた私が考える「BASEのショップ運営に必要な物」について、この記事ではご紹介してみたいと思います。

大前提として「スモールスタートが鉄則」

ネットショップ開設にあたって必要な物をご紹介する前に、副業など個人でBASEのショップを始めようと思っている場合は、資金が潤沢にあるわけでもないと思うので、なるべく初めのうちはお金をかけない方がいいと思っています。

つまり「スモールスタートが鉄則」ということです。

お金をかけようと思えばいくらでもかけられますが、「小さく始める」ということを常に意識していくことで、たとえ失敗したとしても致命的な大失敗は回避できると思うので、この考え方はオススメです。

という大前提があった上で、ネットショップを開く際に必要な物のご紹介に入っていきましょう。

 

お金がかかる必要な物

商品や材料、日常生活に必要なコスト(ネット回線、電気代、部屋など)以外だと、以下があれば十分BASEでショップ開設は出来ると思います。

  • PC、スマホ
  • 梱包材
  • プリンタ、印刷用紙

 

PC、スマホ

PCはなくてもスマホがあれば対応可能ではありますが、明らかに効率が悪いかなと思います。なのでハイスペックでなくて全然OKで、安い物で良いのでPCも用意したいところです。

 

PCは、ショップの商品説明文などテキストを打ち込んだり、画像を加工・登録したり、お客様からのお問い合わせメールに返信したり、管理画面で操作する際にあると便利です。

 

上記は、スマホでも大抵のことは出来ますが効率はあまりよくないかなと思います。

ただ、出来なくはないのでどうしてもスマホだけで頑張りたければやってみると良いと思います。

 

一方で、スマホは商品写真を撮るカメラとしても使いたいので必須です。あまりに解像度が低いと商品ページの写真が荒くなってしまうので良くないですが、2〜3年前くらいまでのスマホであれば問題かと思います。

逆に言うと、スマホがあればカメラはなくても大丈夫ということです。

 

梱包材

商品が売れた時に、自分で梱包して配送業者へ引き渡す事になるので、梱包材が必要になります。

取り扱う商品によって、箱が良いのか袋が良いのか、適したものを考えてみてください。

うちの場合、アパレル商品は箱ではなく配送用のしっかりした袋に布テープで封をし、宛名を貼って送っています。

大手はアパレルも段ボールの箱で送られてくることが多いと思いますが、必ずしも段ボールの箱でなければならないということもありません。

アクセサリーなど壊れやすい物だと、プチプチを巻いたり、箱に入れたり、商品を安全にお客様へお届けするという観点で考えてみてください。

 

また、オリジナルの箱や袋を作るとかなり割高なのと、たくさん作らないといけないことが多いので、売れるようになるまでは無理しないで良いと思います。

ただ、無地も味気ないと思うのであれば、シールを貼ったり、ハンコを付いたり、工夫してみましょう。

 

プリンタ、印刷用紙

BASEでは注文内容が書かれた納品書の出力が出来るので、それを印刷するために用意した方が良いかなと思います。

ただ今時は、環境保護の観点などから納品書をあえて入れないというショップも増えているように思うので、ショップとしての考え方で決めれば良いと思います。

うちのショップでは、特段お客様から不要と言われない限りは納品書を入れるようにしています。ご注文いただいた商品とお送りした商品が一致していることが一目瞭然なのがメリットです。

ごくまれに、お客様が勘違いし、注文した・してない問題になることがあるので、自分を守る意味でも納品書は入れるのをオススメします。

しばらくの間、家庭用の安いインクジェットプリンタでも十分だと思うので検討してみてください。うちのショップでは、年間5,000〜6,000件の注文をさばきますが、家庭用のインクジェットプリンタで十分対応できています。

 

余裕があればお金をかける物

次に、余裕があれば用意したい物です。無くても問題はないですが、あるに越した事ないといった物です。

中には自力で作れるものもあるので、苦手でも勉強がてら自分で作ってしまっても良いと思います。

  • 独自ドメイン、BASEの有料テーマ
  • ショップカード
  • ブランドロゴ
  • イメージ画像
  • 画像編集ソフト
  • 事務所・倉庫

 

独自ドメイン、BASEの有料テーマ

BASEでは、ショップのURLを自由に決めることが出来るので、独自ドメインを使わず標準であれば以下のようなURLでショップを開くことが可能です。

https://ショップ名.base.shop

「base.shop」のところは、他にもいくつか選択肢の中から選べますが、「.com」や「.jp」などの選択肢はないので、「base.shop」のところまで好きなURLにしたい場合は、自分でドメインを取得しBASEの独自ドメイン設定を行う必要があるのです。

ただ、標準仕様でもショップ自体は開けますし、後からでも出来るので、もしやりたければお好みで独自ドメインを設定すれば良いと思います。

また、有料テーマはショップの見栄えを劇的によくしてくれるので是非使うことをおすすめします。

 

ショップカード

ショップの名刺となるものですが、注文が入った時に商品と一緒に送ることでアピールしたり、ネットショップ以外のリアルな場で渡すことも出来るので作っておくと良いと思います。

 

デザインというとちょっと大変そうに聞こえますが、自分で写真とショップ名、URL、SNSなどを差し込んでラクスルのようなプリントサービスに発注することで簡単に出来ます。

あまりに発注枚数が少ないと割高になってしまうので、自分が使えるお金と相談しながら決めれば良いでしょう。

うちのショップでは、初めの頃は自前のプリンタで印刷したこともありましたが、今思うと安いプリンタだったのもあり、あまり綺麗に出来なかったのでプリントサービスを使ってしまった方がお客様の印象も良いのではないかと思います。

 

ブランドロゴ

デザインされたブランドロゴがあると、お客様からのショップへの印象が良くなる効果が期待できます。ただ、ショップ名があれば、特にデザインされたブランドロゴがなくてもBASEのショップは開けますし、他人にお願いするとお金がかかるので頑張って自分で作ってみても良いかも知れません。

うちの場合は、ちょっとしたデザイン経験があったので自分で作ってみました。

 

イメージ画像

BASEのショップのメインビジュアルやバナーとして使うことで、ショップの世界観を作ることが出来ると思います。また、先ほどのショップカードに使うことも出来ますし、SNSによってはカバー画像にも使いまわせます。

画像は自由に使うことが出来るフリー画像をネット検索で見つけても良いですし、有料画像を買っても良いと思います。有料画像の方がクオリティの高いことが多く、他と被る可能性も低いです。

うちのショップでは、海外に行った時に自分で撮った写真を使っていました。基本誰とも被らないですし、なにより無料なのでオススメです。なるべくスモールスタートでいきましょう!

 

画像編集ソフト

画像の色味を調整したり文字を差し込む程度であれば、ネット検索で出てくる無料ソフトで十分だと思います。

ショップのメインビジュアル、バナー、商品画像など、画像加工するケースは何かとあると思うので、デザイン面を勉強してみるのであれば、Photoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)を使うと自分のスキルを磨く意味では良いかも知れません。

 

事務所・倉庫

初期の頃は在庫が少ないと思うので自宅で十分だと思いますが、注文が増えてくるに伴い在庫も増えてきて、自宅ではスペースがなくなってくると思います。

うちのショップでは、事務所賃貸による固定費を増やすのが嫌だったので、ギリギリまで自宅で耐えて、もう物理的に無理だ・・というところで近所に事務所を借りました。

コストを考えた結果、事務所を借りて自前で発送作業を行っていますが、発送作業を倉庫に外注してしまう方法もあるので、ちょうどこのタイミングで検討すべきだと思います。

 

 

以上です。

これからもBASEのショップ運営ノウハウをお伝えしていきますので、是非Twitterのフォローお願いします!

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