BASE副業

ネットショップの知名度を上げる方法

ネットショップの知名度を上げる方法

BASEでショップを開いてもすぐに売れるショップは少ないでしょうね。なぜなら、BASEはBASEの集客はCMを使ったりしてうまいけれど、各ショップへの送客はあまり得意ではないので、ショップを開いたら自分で集客しなければならないためです。

その意味で、ネット上でBASEで売れないという人は、集客がうまく出来なかった人なんだと思います。

うちのショップはBASEで5年以上ショップを運営し、インスタグラムのフォロワーは今5万を超えていますが、この記事ではショップの知名度を上げるために行ってきたこれまでの施策を紹介してみたいと思います。

プレゼントキャンペーン

ショップを立ち上げたら、まず一番初めに取り組むべきことかも知れない「プレゼントキャンペーン」です。

始めて間もないまだ無名のショップから物を買おうと思う人は中々いないので、まずは無料で使ってもらい、商品がちゃんとしていること、本当に送られて来るという安心感を持ってもらえるのがメリットです。

初めて実施したのは、Instagram上でのプレゼントキャンペーンで、応募方法は投稿画像のリポストのみ。

応募条件は以下2点としました。

  • ショップのアカウントをフォローしていること(これからフォローしてもOK)
  • 当選後インスタグラムでタグ付け投稿すること

自分のショップの商品が5名に当たるプレゼントキャンペーンでしたが、50名ほど応募してくれたので単純に50名フォロワーが増えました。

さらに、その5名の当選者がモニターとして後日投稿してくれるので、当選者たちのフォロワーにまでショップの名前が届き、興味を持った人がフォローしてくれて、あわよくば買ってもらえるかも知れない、という仕掛けです。

フォロワー0で初めたばかりの頃は、一気に50名とか100名フォロワーが増えるのは結構なインパクトです。

ただ、応募者の中には懸賞アカウントのような人もいるので、キャンペーン終了後にフォローを外されたり、投稿してくれない当選者も中にはいます。とても残念ですが。

本当に使ってくれてレビュー投稿してくれる人が当選してくれれば一定の効果が出る、ということは覚えておきましょう。

なお、プレゼントキャンペーンは何度かやっていますが、ユーザーの気持ちを考えるとキャンペーン画像のリポストはハードルがかなり高いので、コメントだけだったり、キャンペーン画像をスクショしてストーリーズだけでOK、にすることで応募者は増えると思うので工夫してみてください。

 

イベント出店

自力で集客が難しいのであれば、集客力のあるリアルイベントに出ていくというのも手だということで、3日で来訪者20万人という有料のリアルイベントに出店したところ、かなり売れて自信になりました。

まだ知名度がないうちは、以下を基準にリアルイベントを探してみてはいかがでしょうか。

  • 集客力のあるイベント
  • 自分のショップに興味を持ってくれそうな人が来るであろうイベント

出店料を出すのは嫌だなと思うかも知れませんが、出店料は高いほど集客力があることが多いと思います。運転資金と相談しながら検討してみてください。

イベントでは、インスタアカウントとショップのURLを記載したショップカードを用意してばら撒きつつ、実際に買ってくれたお客様はもちろん、買わなかった方にも話しかけてご意見伺うことでかなり参考になります。

ちなみに、うちのショップでは月の売上が3万円程度の時期に、出店料20万円のイベントに出て売上40万円あげました。一か八かのチャレンジでしたが、売上以上に収穫が大きく、早い段階で出店してよかったと思います。

 

採算度外視のセール

中途半端な値下げではなく、原価で販売する気持ちで一度やってみるのもオススメです。

赤字覚悟のセールなら本当に安いと思うので、お得感でたくさんの人に買ってもらえる可能性が高まります。

ブランド価値が下がるのが嫌だ、という気持ちも分かりますが、大して売れてもない無名のブランドに価値なんてほとんどないし、長く続けているとほとんどのお客様は入れ替わるので気にしないでOKです。

ただ、この手の大幅な値下げセールはあまり頻繁にやるとクセになるので、年に1度(開店記念日とか、お正月とか、ゴロのいい日など)やるくらいでちょうど良いかも知れません。

 

インフルエンサーにPRしてもらう

フォロワー数万人〜数十万人のインフルエンサーに依頼するとフィーがかなりかかってしまうことが多いと思うので、初めのうちは1,000〜数千人くらいのマイクロインフルエンサーにPRしてもらえないか相談してみましょう。

インフルエンサーによって、フィーが発生する場合もありますし、商品をプレゼントするだけでOKの場合もあります。何か条件があれば言ってくれる人もいますが、こちらがやって欲しいことや気になることは本人に相談してみたら良いと思います。

とにかく連絡してみないことには始まらないので、良いなと思う人には直接DMしてみてください。

断られることも既読にならないことも、たくさん、たくさん、たくさんあると思いますが気にする必要はありません。ただ、インフルエンサーも普通の人たちなので、誠意を持って礼儀正しくやり取りし、気持ちの良いお付き合いをしてください。

今回紹介している施策の中で、知名度アップには最も効果的な施策のひとつだと思います。

 

モニターモデル公募

ある程度、知名度が上がってきてブランドとして好感をもってもらえるようになると、Instagramでモニターモデルをやらせて欲しいという売り込みが増えてきます。

その方が気に入ればお願いすれば良いですし、広く公募してみても面白いです。

意外とやってみたいと思っている人も多く、良い出会いになることもあるので、売り込みが増えてきたら公募も実施してみると、知名度UPにつながっていくと思います。

ノリとしてはプレゼントキャンペーンの当選者をこちらで選べる版なので、スキームも難しくありません。

 

お客様にInstagram投稿してもらいリポストする

お客様の中には自分の投稿を見て欲しい、リポストして欲しいと思っている人も多いようです。

フォロワーが増えてくると私たちショップの投稿が影響力を持つようになってくるので、フォロワーの中には、自分の写真をショップにリポストしてもらって、より多くの人に見てもらいたいという気持ちが働くのでしょう。

ショップの世界観を崩さないのであれば、どんどんリポストやストーリーズに載せてあげると良いと思います。そのフォロワーに喜んでもらえるのはもちろん、実際に売れているということも分かるので私たちショップ側にもメリットがあります。

フォロワーがショップの商品をタグ付け投稿してくれるということは、商品を買ってもらえてPRまで無料でしてくれるということなので、知名度を上げていくためには、この好循環はコンスタントにずっと回すべきです。

お客様がタグ付け投稿したくなるような、ブランディングを作らなければいけません。

 

Instagram広告

ある程度フォロワーも売上も増えてきて、投稿もたくさん蓄積されプロフィールの世界観がしっかりしてきたら、広告を出してみても良い頃だと思います。

広告は、自分のショップをまだ知らないけれど、知ったらきっとフォローしてくれる層へのアプローチを狙える一番の施策で、お金がかかるものの手っ取り早く着手でき、さらに即効性もあるのが良いところです。

やったことがないと本当に効果があるのか懐疑的になるかと思うので、初めは運転資金の中から、それほど負担にならない少額から始めてみてください。

どれくらいの金額を広告に回すと、どれくらいフォロワーが増えるのか、売上がアップするのか体感しながら、徐々にペースを掴んでいきましょう。

うちの場合は、売上の10〜15%程度を広告に回すようにしていますが、ショップによって利益率が違うと思うので、あくまで参考までに。

 

Instagramストーリーズでコミュニケーション

最近感じるのは、投稿よりもストーリーズの方がリアクションが良いということです。

投稿よりも砕けたカジュアルなこと、くだらないことも気軽に載せられるので、ストーリーズの方がよく見てもらえているように思います。

中の人の人格が分かることをストーリーズに載せて、よりショップのことを知ってもらいファンになってもらえれば応援してもらえると思います。が、実はあまりそこまで計算はしておらず、自分たちが楽しみ、フォロワーにも楽しんでもらえると良いなという考えで、質問を受け付けたり、アンケートを取ったり、コミュニケーションを大事にしています。

直接的ではないにせよ、露出が増えることで知名度アップには貢献していると思うので、楽しみながらやってみてください。

 

以上、今回はショップの知名度をあげるために行ってきた施策をご紹介してみました。

何かのお役に立てたら嬉しいです。

これからもBASEのショップ運営ノウハウをお伝えしていきますので、是非Twitterのフォローお願いします!

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